いよいよやってきた競馬の祭典、
日本ダービー。2014年生まれのサラブレッドの頂点に立つのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/28(日)
日本ダービー(3歳・牡牝・GI・東京芝2400m)
アルアイン(牡3、栗東・
池江泰寿厩舎)は牡馬クラシック第一弾・
皐月賞を制覇。9番人気と評価は低かったものの、元々不利を受けた
シンザン記念以外に負けはなく、レースレコードで勝ったのは力の証明と言えるだろう。その後も順調に調整されており、万全の態勢で2冠制覇に挑むことができそうだ。
アドミラブル(牡3、栗東・
音無秀孝厩舎)はノド鳴りの手術から復帰後、3連勝で
青葉賞をV。レースレコードを叩き出しての圧勝で、一気にダービー有力候補に躍り出た。3月の未勝利勝ちから4戦目というローテーションの厳しさはあるが、これをはね除けての戴冠を期待したい。
ペルシアンナイト(牡3、栗東・
池江泰寿厩舎)は
皐月賞で2着。クビ差で
アルアインに敗れたものの、直線では馬群を割って一旦は抜け出すところを見せた。ここで雪辱を果たしてのVなるか。なお、
皐月賞でコンビを組んだ
M.デムーロ騎手は
アドミラブルに騎乗するため、今回は
戸崎圭太騎手が手綱を取る。
レイデオロ(牡3、美浦・
藤沢和雄厩舎)は
皐月賞で5着だったが、昨年末の
ホープフルS以来のぶっつけ本番だったことを考えると、よく追い上げてきたと言える。一度使って状態の上積みは確実に見込め、左回りも問題はない。先週の
オークスで
JRA重賞100勝を達成した名伯楽に初のダービー制覇をもたらすことができるか。
その他、
皐月賞3着の
ダンビュライト(牡3、栗東・
音無秀孝厩舎)、
皐月賞4着の
クリンチャー(牡3、栗東・
宮本博厩舎)、
皐月賞6着からの巻き返しを期す
スワーヴリチャード(牡3、栗東・
庄野靖志厩舎)、東京で決め手を生かせそうな
カデナ(牡3、栗東・
中竹和也厩舎)、ダービー1本に絞ってきた
サトノアーサー(牡3、栗東・
池江泰寿厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。