「新馬戦」(4日、東京)
2歳新馬のスタート週から、いきなり
ディープインパクト産駒の素質馬が登場する。4日、東京5R(芝1600メートル)に
サトノオンリーワン(牡、美浦・堀)が出走。1日には美浦Wで3頭併せを行い、先輩馬2頭に先着した走りに、森助手は「半マイルから15秒で入り、しまいはシャープに伸びてくれました」と評価する。
多くの名馬を輩出している堀厩舎だが、今年の3歳世代で春のクラシック路線を歩んだ馬はいなかった。そこでこの世代は方針転換。6月東京開催の2歳馬デビューを復活させた。「今年の2歳で順調な馬は、早めに入厩させて見極めていこうという方針でやっています」と同助手は説明する。
その先陣を切るのが
オンリーワンだ。「ディープ産駒で無駄な肉はなく、体の
バランスが取れたタイプですね」と素質の高さを買う。鞍上にはモレイラ。香港のトップジョッキーを背に来春へ期待が膨らむ走りを披露する。
提供:デイリースポーツ