先週のメイクデビューはロードカナロア、ノヴェリストなど新種牡馬の産駒が初勝利を挙げたが、今週も楽しみなメンバーが揃っている。
◆トーセンアンバー(牝、父ディープインパクト、母ワルツオブキャット、美浦・菊沢隆徳厩舎)
母はホッカイドウ競馬(門別)で4勝。その異父姉に仏4勝、米G1・アメリカンオークス招待S2着、米G1・デルマーオークス4着のSatan's Circusがいる。4月5日にゲート試験をパス。その後は牧場で乗り込み、5月に入ってから再入厩した。先々週の25日に横山典弘騎手を背に併せ馬で時計を出し、先週の6月1日には芝コースをキャンターで1周してからハロー明けのウッドチップコースへ。楽な感じで自己ベストの好タイムをマークしており、豊富な運動量をこなしている調教過程には好感を抱く。
「速いところを乗ってもケロッとしているし、この時期の2歳馬にしては体力満点。普段は穏やかにしているけど...