「
宝塚記念・G1」(25日、阪神)
落ち着きは十分だ。
キタサンブラックは7日、栗東CWで黒岩(レースは
武豊)を背に3頭併せ。
ナンヨーマーズ(3歳500万下)、
ビップレボルシオン(6歳1000万下)を最後方から追走し、直線は一番外に進路を取る。終始、馬なりだが、自ら四肢を伸ばして6F81秒0-38秒1-12秒3。前者に1馬身先着、後者と併入した。
鞍上は「反応はいつも通りですね。今回は放牧帰りでいい意味で緩んで
リセットされて、精神的にも張り詰めていない。そこからいい感じの上昇度で来ています。疲れも取れ、
テンションも高くないですよ」と好感触。清水久師も「ここまではイメージ通り。2週前としては言うことがない」とうなずいた。
今年に入り、
大阪杯、
天皇賞・春を連勝。師は「春はG1・3走目で馬にとっては相当タフなこと。ここまでよくこなしてくれている」とたたえる。3着だった昨年のリベンジへ-。さらに状態を上げ、上半期の
グランプリに臨む。
提供:デイリースポーツ