「新馬戦」(11日、東京)
11日、東京5R(芝1800メートル)に出走する
ジナンボー(牡、美浦・堀)。かわいらしい名前だが、超のつく良血馬だ。母は10年の牝馬三冠を含むG1・5勝をマークした
アパパネで、父は
ディープインパクト。母の第2子(次男)ということでこの名がつけられた。
ここまで計8本の追い切りを消化し、出走態勢は整っている。8日に行われた美浦Wでの最終リハでは、4F53秒7-12秒7で
オーロファイン(3歳未勝利)に2馬身先着。力強いフットワークを見せつけた。森助手は「4月中旬に入厩し、ゲート試験を含めてここまで順調に来ています。乗り込み量は十分ですね」と評価する。
やんちゃ坊主だが期待の素質馬。父、母が躍動した府中でどんな走りを見せるか。「気性、馬体ともにまだまだなので、本当に良くなるのは先でしょうが、力を出せる状態。条件に関しては手探りながらも、合っていると思います」。10日、6R3歳未勝利(芝2000メートル)には全兄
モクレレが登場。そろって白星を挙げたいところだ。
提供:デイリースポーツ