「ユニコーンS・G3」(18日、東京)
デビュー5年目の岩崎がJRA重賞初勝利を狙う。これまでにJRA重賞は8回騎乗して14年の
マーメイドS2着が最高着順。ユニコーンSでコンビを組む
サンライズソアは所属する河内厩舎の管理馬で、一層力が入る。「何度も重賞に乗せてもらっているのに結果を出せていない。毎日付きっきりで乗せてもらっている馬。チャンスを頂けたので頑張りたい」と岩崎は口元を引き締めた。
今年はこれまでを上回るペースで13勝を挙げ、人気薄の馬をVへ導く姿も目立つ。「自信にはなりますね。以前よりも馬のリズムを考えられるようになりました」。自厩舎の馬で重賞初Vとなれば最高の恩返しになる。「先生には怒られてばかりですけど…。厳しいけど、優しい。今回は僕にとっても、馬にとっても大事なレース。何としても勝ちたい」と力を込めた。
「アイツが乗る時は胃が痛くなる」。苦笑いした河内師は「ここで一発やれるかどうか。今後のアピールにもなるからな」と弟子にエールを送る。悲願成就なるか。今度はチャンスをものにする。
提供:デイリースポーツ