明日24日、阪神6レース・3歳未勝利に
モズアスコット(牡3、栗東・
矢作芳人厩舎)が出走する。
父は英国でG1・10勝、14戦14勝の“怪物”
フランケル。
フランケル産駒は現3歳世代が初年度。日本においてはこれまで8頭がデビューし、少ない産駒から3頭の牝馬が勝ち上がっただけでなく、
ソウルスターリングは
オークスで同世代牝馬の頂点に輝き、
ミスエルテはG3・
ファンタジーSを勝った。しかし牡馬で勝利を挙げた
フランケル産駒は日本にまだいない。
そんな
フランケル産駒の牡馬・
モズアスコットは今月10日、
武豊騎手を背にデビューし1番人気に支持されたが4着。しかし、出遅れ気味のスタートから16頭立ての最後方を進み、大外を回して1着の
アドマイヤアローにタイム差なしまで詰め寄った末脚は見どころ十分。今回も鞍上には
武豊騎手を迎え、デビュー戦と同じ阪神競馬場と好条件。海の向こうでは今月3日、
フランケル産駒の
クラックスマンが2戦2勝で英ダービーに挑み3着に入っている。日本初の父産駒牡馬の勝利へ。
モズアスコットの走りに注目だ。