本日の阪神11レース・
垂水Sに復帰2戦目となる
シルバーステート(牡4、栗東・
藤原英昭厩舎)が出走。単勝は1.6倍の圧倒的1番人気に推された。
好スタートから前走同様スピードの違いでハナに立つも、頭数の割に馬群はやや縦長の展開でレースは進む。1000m通過が59秒6と前走より3秒6も速いペースでレースを引っ張り、直線に入ってもその脚は鈍ることなく、後続との差を広げる。ラスト100m付近では鞍上の福永騎手が後続を確認し、手綱を抑えながらもラスト3ハロンを33秒5にまとめ1分44秒5のコースレコードタイで2着の
エテルナミノルに1.1/2馬身差を付けて逃げ切り、4連勝を飾った。
今回の勝利で収得賞金が1650万円となり晴れてオープン入りを果たしたのだが、オープンクラスの収得賞金は1601万以上となっており、レースの登録馬が多いと『出走馬決定賞金』でも上位に入れないケースも考えられる。今後は左前脚屈腱炎で長期休養をしていたため脚元との相談はもちろん、メンバーや登録(想定)頭数なども考えて出走するレースの選択が必要となるかもしれない。
※「出走馬決定賞金」とは、古馬オープンのレースにおいて出走馬を決定するための賞金のことで、以下の(1)〜(3)を合算して算出します。
(1) 収得賞金(出走馬決定順一覧では「通算収得賞金」と表示されます。)
(2)「出走馬決定対象期間1(=掲載レース施行日までの概ね過去1年間)」におけるレースの収得賞金(
地方競馬および外国の競馬のレースを含む)
(3)「出走馬決定対象期間2(=掲載レース施行日までの概ね過去2年間)」におけるGIレースまたはJGIレースの収得賞金(
地方競馬および外国の競馬のレースを含む)