9日(日)に中京競馬場で行われる第22回
プロキオンステークス(GIII)に登録している
カフジテイク(牡5、栗東・湯窪幸雄厩舎)について、追い切り後の湯窪幸雄調教師のコメントは以下の通り。
(前走のゴドルフィンマイル5着を振り返って)
「朝に砂を触るなどしましたが、粘土のような感じの、日本では考えられないような馬場でした」
(前走後の調整について)
「今日を入れて福永騎手が3週連続乗ってくれて、順調に来ています。先週は53秒台で馬場状態もそれほど良くありませんが、そこそこ時計は出ていました。動き自体は良かったです。(今日は福永騎手が)それほど時計を出す予定はなかったみたいですが、並走馬が走りすぎて、51秒台。時間帯にしたら少し速すぎたかなと思っています。ゴール前も一杯ではないし、余裕だったので、良かったのではないでしょうか」
(今回のレースに向けて)
「この馬は追い込み一手ですので、まず展開に左右されるのですよね。いつも4コーナーで一番後ろにいるので、どうしても心臓に良くないですね。(馬場が)重いとしたら時計が速くなると思うし、出来れば良で競馬をさせてあげたいと思っています。
内枠を引いたら大概は出遅れますが、外枠を引いたら(他と)一緒ぐらいに出てくれます。ただ、いつも自分のペースでしか行かないものですから、直線でしか来ないので、その辺は進歩してくれれば良いのですが、一緒だ(変わらない)と思います。
(厩舎に)帰ってきてからは体が一回り大きくなっていると思いますし、何となく全体が大きくなっています。展開は、前半が速くて後半は時計がかかるぐらいの方がテイクの脚質に合っていると思います。
どうしても4コーナーの位置取りが後ろですから、やきもきする感じはあります。終いはどこまで来てくれるか、それを(皆さんには)楽しんでほしいと思っています」
(取材:米田元気)
ラジオNIKKEI