ユニコーンS(GIII)優勝のサンライズノヴァ(牡3・栗東・音無秀孝)を前走の鳳雛S(3歳OP)で破ったローズプリンスダム(牡3・美浦・畠山吉宏)が、ジャパンダートダービー(7月12日・JpnI・大井ダ2000m)に参戦。サンライズノヴァとの再戦にも注目が集まりそうだ。同馬について畠山調教師に話を聞いた。
「2走前(端午S・3歳OP・6着)は1400mと少し距離が短かったのですが、ダートの適鞍も少なかったので出走させました。それでもポンとゲートを出て、スッと好位につけて競馬ができました。ただ直線に入る時に前をカットされて、一旦追うのを止める形になりました。それでもジワジワ伸びてきているので、あれがなければ掲示板はあったかなと思いますし、適性の距離ではなかったことを考えるとオープンでもやれる手応えを感じました。
元々スタートが良い馬なのですが、前走は外枠から出負けしてしまい、やや後ろめの位置取りになりました。ただジョッキー(小牧太)もベテランでしたし、向正面で一気に押し上げ、直線に向いてからは勝負根性のあるところを見せて、人気のサンライズノヴァを抜き、外から追い込んできた2着馬(リヴェルディ)を凌いで勝ってくれました。
ジョッキーの判断も良かったかもしれないですが...