12日、
大井競馬場で行われた第19回
ジャパンダートダービー(GI・3歳・ダ2000m・1着賞金4500万円)は、先団の後ろでレースを進めた
本田正重騎手騎乗の5番人気
ヒガシウィルウィン(牡3、船橋・
佐藤賢二厩舎)が、直線で脚を伸ばして、内を突いて一旦は先頭に立った4番人気
サンライズソア(牡3、栗東・
河内洋厩舎)をゴール前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分5秒8(良)。
さらに1馬身差の3着に2番人気
タガノディグオ(牡3、栗東・
宮徹厩舎)が入った。なお、3番人気
リゾネーター(牡3、美浦・
牧光二厩舎)は4着、1番人気
サンライズノヴァ(牡3、栗東・
音無秀孝厩舎)は6着に終わった。
勝った
ヒガシウィルウィンは、
父サウスヴィグラス、
母プリモタイム、
その父ブライアンズタイムという血統。
東京ダービー馬が見事
JRA勢を破り、2010年の
マグニフィカ以来、7年ぶりの地方馬Vを果たした。
鞍上の
本田正重騎手は「本当に嬉しいの一言です。(踵骨折のため騎乗できなかった主戦の森)泰斗さんの分までという気持ちでいました」とコメント。その
森泰斗騎手もレース直後に自身のツイッターで「よし! やった!」とつぶやいている。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ヒガシウィルウィン(牡3)
騎手:
本田正重厩舎:船橋・
佐藤賢二父:サウスヴィグラス母:プリモタイム母父:ブライアンズタイム馬主:(株)MMC
生産者:グランド牧場
通算成績:14戦7勝(重賞5勝)