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函館記念・G3」(16日、函館)
昨年の再現を狙う。ディフェンディングチャンピオンの
マイネルミラノは12日、函館Wで併せ馬。5Fで
アルチレイロ(3歳500万下)を1秒追走し、直線で並びかけると1馬身先着を決めた。しまいは気合を入れられ、5F67秒7-38秒6-12秒2をマーク。しっかりと負荷をかけられた。
追い切りは昨年のパターンを踏襲し、併せ馬。内容だけではなく、時計も1年前の5F67秒5-38秒4-12秒1とほぼ同じだ。騎乗した丹内は「反応は良かった。いい感じだよ。良かった昨年と同じくらいの出来にある」と状態に太鼓判を押す。陣営の思惑通りだ。
函館出身の丹内にとって
函館記念は特別なレース。昨年、5度目の挑戦で悲願のVを達成した。「何度もチャンスをもらいながら生かせなかったので、昨年は本当にうれしかった」と当時を振り返る。これまで地元というプレッシャーで肩に力が入っていたが、昨年は自然体で臨み、それが好結果を生んだ。「今年も再現できれば最高だね」と満面の笑み。連覇に向けての見通しは明るい。
提供:デイリースポーツ