大記録達成に笑顔満開だ。
福永祐一騎手(40)=栗東・フリー=が15日、中京8Rを
キセキで制し、史上8人目、現役では5人目となるJRA通算2000勝(うちG1・20勝を含む重賞124勝)を達成した。これはデビューから21年4カ月14日、40歳7カ月7日での達成で、
武豊(デビューから15年6カ月21日、33歳6カ月7日)に次ぐスピード記録となった。
大きな節目の勝利を挙げた福永は「自分が思っていた以上に記録に関して声を掛けてもらって、なるべく早く達成したいと思っていました」と白い歯をこぼした。「1000勝は目標にしていましたが、2000勝は想像もしていなかった数字。北橋先生(元調教師)が一人前にしてくれました。いつも温かい声援、ありがとうございます」とファンに感謝の気持ちを伝えた。
1996年3月2日、同じ中京競馬場で初騎乗初勝利(
マルブツブレベスト)を飾った。「思い入れのある競馬場で記録を達成できて本当に良かった。ここ2年はケガをしたので、これからはケガをしないように。G1でもっともっと信頼される騎手になりたい」と喜びを語り、今後に向けての意気込みを新たにしていた。
提供:デイリースポーツ