早くも大物感が漂っている。今年のダービー馬
レイデオロの全弟
レイエンダ(牡2歳、
父キングカメハメハ、美浦・藤沢和)。「16日、きょう(18日)は馬場を見せた。環境に戸惑うようなところは見られないね」と大江原助手は函館入厩後の様子を語る。初陣は30日の札幌5R(芝1800メートル)を予定しているが、「札幌までは輸送時間が長いからね。まずは函館に入れて、今週末に札幌へ移動する予定」と今後のプランを語った。
10月の東京開催だった兄より、ひと足早いデビューとなる。「現時点でお兄さんよりしっかりしている」と藤沢和師はうなずく。師は祖
母レディブロンド、
母ラドラーダも管理していた。「この血筋は普段カリカリするようなところがあっても、実戦でしっかり走ってくれる。この馬もそう。いいものを持っている」と素質の高さを買っている。兄と同様に期待を背負う弟が、札幌でどんな走りを見せるか注目だ。
提供:デイリースポーツ