5月14日、新潟競馬場の地下馬道で、騎乗馬が暴れて落馬。頸椎を骨折して休養していたルーキーの
木幡育也騎手が、今週から戦列に戻ってくる。調教の合間に、復帰直前の心境を聞いた。
「怪我をして1か月くらい入院していました。退院してからのもう1か月は自宅で、下半身のリハビリなどをしていました。同期が勝ち始めて正直焦りはありましたけど、なるべく焦らないようにと思っていました。筋力トレーニングなどもこなしてきて、落馬後初めて馬に乗ったのは先週(7/20)でした。そこから徐々にピッチを上げていったのですけど、乗ってみてすごく幸せを感じましたし、楽しかったですね。
明日(7/27)、
門別競馬場で2鞍乗ります。緊張はしていなくて、楽しみしかないですね。門別は初めてになりますが、コースの特徴を調べて乗っている風景を思い描きながらイメージトレーニングをしています。週末は新潟で、今のところ土日合わせて2鞍騎乗する予定です。復帰後ですし、焦らず冷静に状況判断ができるように乗って、勝ちを着実に取りにいきたいです」
※7月27日(木)
門別競馬場での騎乗馬
9R ヤングジョッキーズ TR門別 第1戦
パル(牡8・北海道・柳沢好美)
10R ヤングジョッキーズTR門別 第2戦
アルディシア(牝4・北海道・
桧森邦夫)
(取材・写真:佐々木祥恵)