スマートフォン版へ

【アイビスSD】フィドゥーシアはじけた!不動心で新潟3連勝&重賞初Vだ

デイリースポーツ
  • 2017年07月27日(木) 06時05分
 「アイビスサマーダッシュ・G3」(30日、新潟)

 母が輝いた越後に、孝行娘が重賞初制覇で応える。目下2連勝と充実著しいフィドゥーシアは26日、栗東CWで最終リハ。ゴール前で一杯に追われると、ラスト1Fは11秒7と切れた。本番へ向けて、前走で初の直線競馬も難なくクリア。母ビリーヴが4連勝でG1タイトル(02年スプリンターズS)をつかんでから15年。舞台は同じ新潟競馬場。今度は娘が3連勝で初のタイトルをつかむ。

 5歳の春を迎えて2連勝。才能を開花させつつあるフィドゥーシアが、栗東CWで臨戦態勢を整えた。

 最終リハは単走。軽快感を強調しながら加速すると、心地良くストライドを伸ばして直線へ。ブレのないフォームでゴール板をとらえると、4F51秒0、ラスト1Fは11秒7とはじけた。手綱を取った金折助手は「いい動きでしたね。やはりオープン馬。自分で体をつくってきましたね」と変化を実感する。

 2カ月のリフレッシュを経て挑む今回。松元師も「先々週までは息の入りが悪かったけど、それも解消して、息遣いが良くなってきたね」と、目標の一戦に向けて状態が上がってきたことを伝えた。

 母ビリーヴは4歳の夏に4連勝を飾り、スプリンターズSでG1初制覇。翌年の高松宮記念も制した名牝だ。母も管理した指揮官は「この血統は奥手ですからね。お母さんも4歳になるまで、良かったり悪かったりという面がありましたから。ようやく芯が入ってきたことは確かだし、精神的にも大人になってきた、ということでしょう」と記憶をダブらせながら、楽しそうに笑みを浮かべた。

 前走の韋駄天S(1着)で、直線競馬に対する適性の高さは証明済みだ。送り出すトレーナーは「ビリーヴと同じ競馬場(02年スプリンターズS1着=新潟)で大きいところを勝てればいいですね」と期待を込めた。受け継がれた快速の系譜。真夏の越後に、今度は孝行娘が最大級の輝きを放つ。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す