30日、札幌競馬場で行われた
クイーンS(3歳上・牝・GIII・芝1800m)は、先手を取って大逃げの形に持ち込んだ
横山典弘騎手騎乗の2番人気
アエロリット(牝3、美浦・
菊沢隆徳厩舎)が、3〜4コーナーで一旦後続を引きつけて、直線で再び突き放し、2着の6番人気
トーセンビクトリー(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分45秒7(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に8番人気
クインズミラーグロ(牝5、美浦・和田正道厩舎)が入った。なお、1番人気
アドマイヤリード(牝4、栗東・
須貝尚介厩舎)は6着、3番人気
マキシマムドパリ(牝5、栗東・松元茂樹厩舎)は7着に終わった。
勝った
アエロリットは、
父クロフネ、
母アステリックス、
その父ネオユニヴァースという血統。古馬との初対戦を見事勝利で飾り、
NHKマイルCに続く重賞連勝を果たした。3歳馬の優勝は2012年の
アイムユアーズ以来5年ぶり、GI馬の優勝は2001年の
ヤマカツスズラン以来16年ぶり。
【勝ち馬プロフィール】
◆
アエロリット(牝3)
騎手:
横山典弘厩舎:美浦・
菊沢隆徳父:クロフネ母:アステリックス母父:ネオユニヴァース馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:7戦3勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2017年
NHKマイルC(GI)