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小倉記念・G3」(6日、小倉)
スピリッツミノルの今春の4戦は全て重賞でG1を2戦消化。
阪神大賞典、
鳴尾記念ではともに5着に奮闘した。一線級と走ってきた経験を武器に、重賞初制覇を狙う。
前走後は放牧を挟んで調整。橋本助手は「前走の反動もなく、いつもの帰厩後といった感じですね」と明るい表情を見せる。春を振り返り「G2、G3なら掲示板に載る力はつけてくれている。昨年の条件戦のころより経験値を積んで、しっかりしてきました」と地力強化を実感する。
重賞Vには手が届かない現状。だが仕上げ人は語気を強める。「これだけ頑張ってくれているし、そろそろだと思う。並の精神力ではこんなに走れないですよ。自分のタイミングで動くことができれば、チャンスはある」。春の重賞戦線を経て培った成果を、夏の小倉で実らせたい。
提供:デイリースポーツ