現地時間30日、ドイツのミュンヘン競馬場で行われたダルマイヤー大賞(G1・芝2000m・11頭)は
イキートス(牡5、独・H.グリューシェル厩舎)が勝利した。
イキートスは
キタサンブラックが制した昨年の
ジャパンC(GI)にもI.
ファーガソン騎手騎乗で出走しており、17頭中の16番人気ながら上がり3ハロン2位の末脚で7着。3頭出走の外国馬で最先着だった。
このダルマイヤー大賞ではD.ポルク騎手が騎乗。最後方でレースを進め3コーナーから進出を開始。直線ではインコースから抜け出し、2着
ベストソリューションに1馬身半の差をつけゴール。勝ちタイムは良馬場で2:05.12。人気を集めていた今年の独ダービー2着馬・
エンジョイヴィジェイは4着。
イキートスは父
Adlerflug、
母Irika(
その父Areion)。馬名
Iquitosの由来はペルー北東部の都市名。
ジャパンC出走後は今年の5月から始動。A.シュタルケ騎手騎乗でG2を連続2着していたが、G1のここで昨年9月のバーデン大賞以来の勝利を手にした。陣営は
凱旋門賞出走も視野に入れている。