23日、2016年のダービー馬・
マカヒキ(牡4、栗東・友道厩舎)が放牧先から栗東トレーニングセンターに帰厩した。
翌24日は輸送を考慮し、担当の大江助手が角馬場で調整した。
大江助手は「やはり、変わらず
マカヒキらしい背中でした」とパートナーしか知り得ない愛馬の乗り心地を表現していた。
「1週間程度はしっかり体をほぐし、様子をみながらピッチを上げていこうと思います」
そして、乗り味こそ変わらないが、体調と気性はいい方に変化がみられるようだ。
「体調は、2戦しても上向いてこなかった春より、今回のほうが明らかにいいですね。春に無理しないで早めに放牧に出した甲斐がありました。気性は気持ちに余裕ができたのか大人になりましたね。以前は周囲がザワついていると気にするようなところがあったのですが、いまは以前にも増してドッシリしていますよ」
この秋の
マカヒキは
毎日王冠から
天皇賞(秋)を目指す。府中のパドックでは、
マカヒキの新たな面を見ることが出来そうだ。
(取材・写真:花岡貴子)