現地時間24日、イギリスのヨーク競馬場で行われたヨークシャー
オークス(3歳上牝馬・G1・2400m)にG1・3連勝中で、
凱旋門賞の前売りオッズでも1番人気に支持されている
エネイブルが出走。
主戦のL.デットーリ騎手騎乗の
エネイブルは好スタートから6頭立てのレースを逃げる展開。直線では後続を突き放し、そのまま2着の同厩馬
コロネットに5馬身差をつけ、圧倒的支持に応えた。3着は昨年のブ
リーダーズCフィリー&メアターフ(米G1)の優勝馬
クイーンズトラスト。勝ちタイムは稍重で2分35秒79。
エネイブルは父
Nathaniel、
母Concentric(
その父Sadler's Wells)の3歳牝馬で、J.ゴスデン師の管理馬。今年の英
オークスを5馬身差、愛
オークスを5馬身半差で圧勝し、2010年の
スノーフェアリー以来となる英愛
オークス制覇を達成。さらに7月の
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスSでも古馬相手に4馬身半差の圧勝で父
ナサニエル(本馬は初年度産駒)との親子制覇も達成した。ヨークシャー
オークスの勝利でG1を4連勝、通算成績を7戦6勝とした。