8日、北海道新ひだか町で角居勝彦調教師が「馬産地新ひだか町で馬の未来を考える〜新しい馬事文化へ向かって〜」というテーマの講演会を行った。
新ひだか町で行う「馬力本願プロジェクト」の要請によって実現したもので、角居調教師は世界における日本の競馬、生産地としての日本を紹介したあとで、日本競馬が抱える問題点、課題などを説明。その中で、自身も行っている引退サラブレッドのキャリア支援や障がい者乗馬などの現状や未来に向けた動き、可能性などについて講演を行った。
会場には牧場関係者だけではなく、町民や乗馬関係者らが出席。用意された椅子が足りなくなるほどの盛況ぶりで、角居調教師の話に耳を傾けていた。