今週は3日開催で阪神競馬場で行われる新馬戦は4レース。昨年より1レース少なくなっているが、なんといっても昨年の衝撃レースは芝1600m(牝)でデビュー勝ちを決めたミスエルテ(栗東・池江泰寿厩舎)だろう。
残り200m地点でジョッキーがリズムに合わせて手綱を動かした程度で他馬を突き放して圧勝。続くファンタジーSも強烈な追い込みを決めて重賞制覇となった。後に重賞を制するか否かは別として、今年も牝馬限定戦はなかなかのメンバーとなりそうだ。
【9月16日(土) 阪神芝1400m】
◆ワールドビーター(牡、父ジャングルポケット、母エアラグーン、栗東・角田晃一厩舎)
毎日王冠、鳴尾記念など芝で10勝を挙げたエアソミュールが兄にいる血統。父は同じジャングルポケットなので、本馬に関しても距離の長いところをイメージしてしまうが「こちらは体型的に短い距離が良さそうだし、ジョッキーも短いところがいいと言っていました」と角田晃一調教師。
ジョッキーとは、9月6日のCW追い切りに騎乗し、レースでも騎乗予定の武豊騎手。武騎手は...