「コリアカップ・韓国G1」(10日、ソウル)
第1回の昨年に続き、今年も日本馬が3着以下を大きく引き離すワンツーを決めた。11頭立てで行われたダート1800メートルの一戦。好スタートから逃げ切りを決めたのは
ロンドンタウン(牡4歳、栗東・牧田)だ。
リードを保ちながら迎えた直線では、最後まで2番手追走の
クリソライト(牡7歳、栗東・音無)に差を詰められることなく、そのまま押し切ってV。総額10億ウォン(約1億円)の韓国最高賞金を誇る一戦で、1着賞金約5700万円をゲットした。
土曜中山の
紫苑S(
ディアドラ)に続き、日韓で土日W重賞勝ちを決めた岩田は「勝っちゃった」と第一声。「スタートが良かったので迷わず行ったけど、思ったよりも楽に勝てた。海外で勝てるとうれしいね」としてやったりの表情で話す。牧田師も「力をつけていますね。戦法はジョッキー任せ。砂が浅かったのも良かったのかな」と満足げ。次走はチャンピオンズC(12月3日・中京)で国内のG1タイトルを狙う。
提供:デイリースポーツ