昨年の4回阪神開催3週目に行われた新馬戦、芝1800mに出走していたのがアドミラブル(栗東・音無秀孝厩舎)。今年の日本ダービーで1番人気に推された馬だが、デビュー戦は見せ場もない9着だった。
これはノド鳴りが影響していたもので、手術した6ヶ月後の未勝利戦では衝撃的な勝ち方を見せている。先週の阪神芝1600m(牝)にはセール高額馬や良血馬がたくさん出走していたが、軒並み凡戦。しかし、この時期にデビューできたことが来春へつながる可能性もあるだけに、やはり今出走してくる新馬は長い目でチェックしていく必要があるだろう。
【9月23日(土) 阪神芝1200m】
◆メジャーレート(牡、父ダイワメジャー、母スルーレート、栗東・斉藤崇史厩舎)
ゼンノロブロイ産駒の半姉ハイアーレートは芝1勝、ダート2勝だが、その距離はいずれも1800m。スペシャルウィーク産駒の半姉ビットレートは芝1200mと芝1400mで計2勝を挙げている。短距離に適性があるか、中長距離に適性があるかは血統ではなく、個体によって差があるのかも知れない。
ダイワメジャー産駒の本馬は、追い切りの動きを見ているかぎり...