スマートフォン版へ

【神戸新聞杯】ダンビュライト菊へ勝負駆け 夏で成長!賞金ボーダーギリギリの1勝馬

デイリースポーツ
  • 2017年09月20日(水) 07時01分
 「神戸新聞杯・G2」(24日、阪神)

 クラシック最後の1冠・菊花賞の権利獲りに向け、ダンビュライトが静かに燃えている。きさらぎ賞弥生賞皐月賞で3戦連続の3着。クラシック王道を駆け抜け、実績は申し分ない。しかし勝ったのは新馬戦のみの1勝馬。現状では賞金順で除外される可能性があり、トライアルでの3着以内が必要だ。

 淀へとつながる切符を、是が非でも手にする。ダービー6着のダンビュライトが迎える秋初戦。春のクラシック戦線はタイトル奪取には至らなかった。クラシック最後の1冠を目指し、まずは菊花賞への権利獲りだ。

 休み明けで挑む今回、中間の調整ぶりを濱田助手が伝える。「いい夏休みだったみたい。体は見た感じはそんなにだけど、数字的に20キロ近く増えている。成長分だろうね」。その証しが13日の1週前追い切り。武豊を背に栗東坂路でマークした4F50秒4は自己ベストだった。「ビュッと伸びたね。それだけ動けているのは、充実期に入ってきたのかな」と顕著なレベルアップに笑みがこぼれる。

 皐月賞3着から臨んだダービーは、内枠があだとなり「結局ずっと内でフタをされた」と振り返る。しかし「着順から言えば、展開ひとつだったかな」と0秒4差の6着にも前を向く。

 ここまでキャリア7戦、重賞戦線で好走を続けながらも勝ち鞍は新馬戦のみ。1勝馬の立場だけに、何としても菊花賞への優先出走権を獲得したい。勝負の舞台は、昨年休み明けで13着に沈んだ朝日杯FS以来の阪神。「あの時より、いい休養だし、レースも経験してきたからね」と自信をのぞかせた。

 前走で後じんを拝したレイデオロとも再び相まみえる一戦。「ダービー馬の胸を借りるよ」。春の善戦続きに終止符を打ち、秋の仁川から菊へとつながる道を切り開く。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す