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【神戸新聞杯】栗東レポート ダンビュライト

ラジオNIKKEI
  • 2017年09月21日(木) 16時39分
 9月24日(日)に阪神競馬場で行われる神戸新聞杯(GII)に出走予定のダンビュライト(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)は、馬場開場直後の6時5分過ぎに坂路コースで調教を行った。

 調教後の音無秀孝調教師のコメントは以下の通り。

−6着だった日本ダービーを振り返ってください。
 何か変な競馬になりましたね。前に付けたのですがペースがスローで窮屈な位置にいたので最後も結果的に追い出しが遅れることになりました。無事に走ってくることができたので良かったですが。

−その後の4ヶ月はどう過ごしてきたのでしょう?
 ゆっくり疲れを取るために放牧しました。北海道でいい休養になったと思います。

−レースに向けての調整はどう進んでいるのでしょう?
 ひと月ほど前に厩舎に戻ってきて、その後は調教もかなり積んでいます。息もできていますし走れる状態にはあると思います。

−今朝は坂路で800メートルを50秒9と併せた古馬を突き放すような動きでしたが?
 (馬の状態としては)8割、9割はできていると思います。春は使い詰めでしたし、ダービー前の追い切りも少し余裕を持たせていました。それを思うと今回は先週も今週もしっかりやろうということで進めてきました。今朝は時計が予定より少し速くなりましたが休み明けですからこれでいいと思っています。

−今回も2400メートル戦。距離適性はどうお考えですか?
 ダービーのようにスローペースならどの馬も距離は持ちますよね。ハイペースで前にいれば最後に疲れます。まあ、それほど2400メートルに関しては距離の壁はないように思います。母方の血統は短距離馬もいますが長い距離を走った馬もいます。体型を見ると3000メートルはどうかな?とは思いますが、2400メートルは全然問題ないと思いますよ。

−今回のメンバーはどうでしょう?
 ダービー馬もいるし上がり馬もいるレースです。この馬も稽古を見る限り春シーズンよりかなり逞しくなっています。ただ、賞金を持っていない(1050万)ので、勝ちを意識するより3着以内に来て欲しい。出走権を取らないと賞金順では足りないようですからね。

−今回どんなレースを期待しますか?
 好位置で立ち回ってレースをするのが結果につながる近道かと思います。何とか菊花賞へ出したいと思っています。


(取材:佐藤泉)

ラジオNIKKEI

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