船橋競馬場(天候:曇 馬場:やや重)で行われたダート
グレード競走の第64回
日本テレビ盃(第11競走・JpnII・3歳上オープン・ダート1800m・1着賞金3200万円)には11頭が出走した。
スタートして
モーニンが先手を取り、差がなく1番人気の
ケイティブレイブ、
アポロケンタッキーが続き、
JRA勢がレースを引っ張った。
サウンドトゥルーは離れた4番手を追走した。3コーナー手前で
サウンドトゥルーが前の3頭に迫り、直線では
JRAの4頭による激しい叩き合いが繰り広げられた。最後は4番人気の
アポロケンタッキーがこの争いを制した。大外から襲い掛かった
サウンドトゥルーが2着。
ケイティブレイブが3着を確保した。逃げた
モーニンは4着だった。
アポロケンタッキーは、
父Langfuhr母Dixiana Delight(母の
父Gone West)という血統、
JRA栗東・山内研二厩舎所属の牡5歳鹿毛馬。通算成績22戦9勝(
JRA18戦7勝)、勝利騎手は
JRAの
内田博幸。重賞は、去年のみやこステークス(GIII)、
東京大賞典(GI)に続き3勝目。
<レース後の関係者のコメント>
1着
アポロケンタッキー 山内研二調教師
「3番手につけられたのは良かったのですが、外を回らされたかなとも思いました。最後は並ぶ形になったのが良かったと思います。次はまだ決めかねています。オーナーと相談して決めます。まだ5歳、これから良くなると思います」
2着
サウンドトゥルー 大野騎手
「有力馬を目標に競馬するイメージでした。勝負どころの手応えもよく、秋の初戦としては良かったと思います。手前を替えられなかったのは、休み明けでしょうか。及第点はあげられます」
4着
モーニン 戸崎騎手
「被されたり外から来られるのが嫌なので、自分のペースで行こうと思いました。外から早めに来られた感じはありましたが、最後に止まっているというよりは、気性の難しさを出したような感じがします。ブリンカーをつけていくらか改善したと思うのですが、残念です」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI