注目は
オークス馬
ソウルスターリング。早くも古馬と戦うことを選んだ3歳女王が、ダービー馬
マカヒキをはじめとした強豪相手にどんな競馬を見せてくれるか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■10/8(日)
毎日王冠(3歳上・GII・東京芝1800m)
ソウルスターリング(牝3、美浦・
藤沢和雄厩舎)は英国の怪物
フランケルの初年度産駒。春は
桜花賞こそ馬場に泣いて3着に終わったものの、続く
オークスを完勝して世代女王の座に輝いた。秋は
秋華賞に向かわず、
天皇賞・秋で古馬と戦うことを選択。まずは強豪が揃ったここでどんな競馬を見せてくれるか注目したい。
マカヒキ(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)は昨年のダービー馬で、同秋には
凱旋門賞にも挑戦した。今春は初戦の
京都記念で3着、続く
大阪杯で4着と不完全燃焼だっただけに、一息入れたここでの巻き返しを期待したいところだ。
サトノアラジン(牡6、栗東・
池江泰寿厩舎)は
安田記念でGI初制覇。後方から強烈な脚を繰り出して念願のタイトルを掴んだ。今回は久々の1800m戦だが、東京コースなら確実に脚を使ってくれるはず。勝って天皇賞に向かうことができるか。
その他、2月の
中山記念以来のレースとなる
リアルスティール(牡5、栗東・
矢作芳人厩舎)、
安田記念で見せ場十分の4着だった
グレーターロンドン(牡5、美浦・
大竹正博厩舎)、
エプソムC・
新潟記念で2着の
アストラエンブレム(牡4、美浦・
小島茂之厩舎)、この条件では2戦2勝の
ダイワキャグニー(牡3、美浦・
菊沢隆徳厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。