「サウジアラビアＲＣ・Ｇ３」（７日、東京）

　現２歳世代が早くも４頭勝ち上がっている中内田厩舎。その質も高く、中京デビューのフロンティアは、無傷の２連勝で新潟２歳Ｓを制した。今の勢いは止まりそうもない。

　そして今週、満を持して登場するのが、６月の阪神で強烈なパフォーマンスを披露したダノンプレミアム。陣営期待のディープインパクト産駒。２着に４馬身差をつける圧勝劇に、猿橋助手は「競馬の前から感触が良かったし、順当勝ちでしょう。イメージ通り。ホッとしました」とＶは当然といった表情だ。

　セールスポイントは「体の柔らかさと頭の良さ」。手脚が長く、しなやかな走りが特徴的だ。注目の２戦目は休み明けの上、重賞挑戦、１Ｆ短縮がポイントとなるが、仕上げ人は「ここまで何の不安もなく、順調に来られました。頭がいいし、スピードもあるので、東京のマイルに変わっても問題はないはず。楽しみです」と目を輝かせる。僚馬に負けじと、無傷の２連勝＆重賞初Ｖでクラシック候補へ名乗りを上げる。

提供：デイリースポーツ