「サウジアラビアRC・G3」(7日、東京)
2度目のチャレンジで重賞初Vを決める。
テンクウの最終リハは4日、美浦Wで併せ馬。僚馬
プリサイスエース(6歳1600万下)を4Fで3馬身追走。ラスト1Fで内から馬体を合わせて併入した。
4F56秒2-41秒3-12秒9の時計に、騎乗した田辺は「最後はもう少し、
バキューンと来ると思ったけど」とやや辛口に
ジャッジしたが、「乗りやすくて良かった」と評価。最上級の賛辞こそなかったものの、全体的には合格点を与えた。
前走の新潟2歳Sでは、6番手からメンバー最速の上がり3F32秒6を駆使して3着。
奥村武師が「位置取りの差が出た」と分析するように、2番手&逃げ馬が1、2着する展開。「それでもしまいはいい脚を使っていたね」とレース内容は評価した。
決して力負けではない。「新潟2歳Sより強いメンバーだけに、力関係がどう出るか」としながらも、「能力は高いと思う」と前を向く。まだ底を見せていない。“天空”の可能性は無限大だ。
提供:デイリースポーツ