「
東京盃・Jpn2」(4日、大井)
7番人気の
キタサンミカヅキが中団待機から直線一気の差し切りで、北島三郎オーナーの81歳の誕生日を祝う重賞連覇を果たした。ゴール手前でいったん先頭に立った3番人気の
ブルドッグボスが2着。好位を追走した1番人気の
ニシケンモノノフが3着に粘った。
北島三郎オーナーの81歳の
バースデーを祝う、鮮やかな重賞Vだった。
キタサンミカヅキはいつものように中団待機でじっくり脚をためて直線勝負にかけた。
シゲルカガが逃げ、
コーリンベリーが2番手。1番人気の
ニシケンモノノフ、さらに
ブルドッグボスが早めに動いても、ひと呼吸追い出しを遅らせた。
ブルドッグボスが先頭に立ったところを外から一気に襲いかかり、ゴール前でとらえて半馬身かわしたところがゴール。前走のアフター5スター賞に続く重賞V2。「体重は増えていたが、前回より良くなっていた。ためれば切れる馬なので、自信を持って乗りました」と繁田健は会心の笑み。「北島先生の誕生日に勝てて本当に良かった」と喜びをかみしめた。
次走はもちろんJBCス
プリント(11月3日・大井)。南関東の名伯楽・佐藤賢師の元で堂々の主役として晴れ舞台に駒を進める。「このまま順調にいってくれれば」と繁田健も本番へ期待をふくらませた。
提供:デイリースポーツ