5日、昨年の
高松宮記念(GI)を優勝した
ビッグアーサー(牡6、栗東・
藤岡健一厩舎)が引退することがわかった。
同馬は昨年の
香港スプリント10着後、連覇を狙って今年の
高松宮記念(GI)に出走予定だったが左前脚の筋挫傷で回避。夏場を休養にあて
セントウルS(GII)で復帰予定も、今度は左前脚の蹄球部に痛みが出て出走を見送っていた。ラストランは9カ月半ぶりの出走となった10月1日の
スプリンターズS(GI)で結果は6着。今後は
アロースタッド(北海道新ひだか町)で種牡馬になる予定。
父サクラバクシンオー、
母シヤボナ(母
父Kingmambo)という血統。2014年4月13日福島6R・3歳未勝利でデビュー勝ち。その後も休養を挟みながら5連勝を達成。重賞で惜しい結果が続いていたが、2016年
高松宮記念で重賞初制覇とともにGI初制覇を成し遂げた。通算成績は15戦8勝(うち重賞2勝)。