21日、イギリスの
アスコット競馬場で行われた英チャンピオンS(GI・芝2000m)は、L.デットーリ騎手騎乗の
クラックスマン(牡3、英・J.ゴスデン厩舎)が7馬身差の独走で優勝。10頭立ての重馬場で、勝ちタイムは2:11.75。
2着は
愛チャンピオンS(GI)で2着などの実績がある
ポエッツワード(A.アッゼニ騎手)、クビ差の3着には日本馬と走ったことも多く日本のファンにも馴染み深い
ハイランドリール(R.ムーア騎手)。今月1日の
凱旋門賞にも出走した仏二冠馬・
ブラムトは6着。
クラックスマンは父
Frankel、
母Rhadegunda(
その父Pivotal)でJ.ゴスデン厩舎の管理馬。デビュー2連勝のち英ダービー3着、愛ダービー2着とGIで惜敗が続いていたが、その後G2を連勝し、ここで念願のGIタイトルを手にした。また、
フランケル産駒は初の牡馬によるGI制覇かつ欧州GI制覇であり、英チャンピオンSの親仔制覇ともなった。