「
エリザベス女王杯・G1」(12日、京都)
G1ならM・デムーロ-。5月の
オークス(
アドマイヤミヤビ3着)から、10月の
天皇賞・秋(
サトノクラウン2着)まで、G1騎乗機会8戦連続で3着以内を記録。今週の
エリザベス女王杯の
モズカッチャンで、9戦連続の期待が集まっている。
「記録のことは知っています。G1レースでこれだけのいい結果を出していることはうれしく思います。いっぱい、いっぱい、いい馬に乗せてもらっているからこそだと思っていますし、今回もしっかり自分の仕事をしたいですね」。M・デムーロは、青い大きな目を
クリクリさせながら笑顔で話す。
モズカッチャンとはこの秋からコンビを組み、初戦のローズSこそ7着に敗れたが、前走の
秋華賞では3着。早めに動いて直線ではいったん先頭に立つなど、ジョッキーの好判断もあった。「1コーナーで右前脚を落鉄していました。走りにくそうだったけど、落鉄していると分かっていたので早めに動きました。高い能力がある馬」。馬は初の古馬との対決になるが、
オークス2着、
秋華賞3着の実力は胸を張れる。M・デムーロは今回も一つでも上の着順を目指す。
提供:デイリースポーツ