8日、阪神競馬場で行われた
阪神牝馬S(GII・芝1400m)は、
福永祐一騎手騎乗の1番人気(単勝170円)
ラインクラフト(牝4、栗東・瀬戸口勉厩舎)が、好位追走から直線で先頭に立ち、2番人気
エアメサイアに3馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分21秒2(良)。さらに3.1/2馬身差の3着には8番人気
スナークスズランが入った。
勝った
ラインクラフトは、
父エンドスウィープ、
母マストビーラヴド(
その父サンデーサイレンス)という血統。叔父に05年
高松宮記念(GI)を制した
アドマイヤマックス(
父サンデーサイレンス)がいる。04年10月にデビュー戦(京都・芝1400m)で初勝利。05年には
桜花賞、
NHKマイルC(共にGI)を制覇。その後は
秋華賞を2着、
マイルCS(共にGI)を3着と惜しいレースが続いた。前走の
高松宮記念(GI)では3ヶ月ぶりにもかかわらず、2着と好走していた。通算成績は12戦6勝(うちGI・2勝、重賞5勝)。
鞍上の
福永祐一騎手は、
毎日杯(GIII)、
大阪杯(GII)に続き3週連続の
JRA重賞制覇で今年4勝目(通算55勝)。管理する瀬戸口勉調教師は今年
メイショウサムソンで制した
スプリングS(GII)に続きの重賞2勝目(通算48勝)となった