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ジャパンC・G1」(26日、東京)
馬名通りの黒帽から連覇へと踏み出す。
菊花賞Vの時と同じ2枠4番を引き当てた
キタサンブラック。希望通りの内枠に、清水久師は「いいところに入りましたね。内も欲しかったし、偶数も欲しかった」と笑顔をのぞかせた。前走は前扉に突進してゲートで後手に回る形に。「初めてのこと。たまたま」。こう話すが、一抹の不安も残さぬ意味でも、後入れの偶数番は歓迎だ。
追い切り翌日の23日朝は運動でクールダウン。仕上げに「心配ないです」と胸を張る。「鞍上に任せるだけ。無事、当日を迎えられるように」。昨年、首差2着に敗れた
有馬記念で有終の美を飾るため-。まずはここで連覇を果たし、暮れに向けて勢いを加速させる。
提供:デイリースポーツ