14年ぶりに
オーストラリアからの挑戦となる
ブームタイム。オーナーで調教師でもあるD・
ヘイズ師は、3度目の
ジャパンC参戦となる。90年に
ベタールースンアップで制し、94年の
ジューンは6着だった。「(また)日本に来ることができて興奮している。(今回も)上位に食い込めることを願っているよ」と意気揚々。そのベターとの比較では「いい状態で日本へ来られたことが似ているね」と穏やかにほほ笑んだ。
同師は90年から
メルボルン地区、
アデレード地区において5シーズン連続でリーディングを獲得。91〜92年シーズンは
オーストラリア全体で306勝の新記録を達成。96〜97年シーズンから香港に拠点を移し、9シーズンでリーディング2回、458勝(うちG117勝)をマークした。05〜06年シーズンに母国へ戻ってからも十分に存在感を放っている。
オーストラリア競馬の殿堂入りを果たす名トレーナーが、今年のコーフィールドC・豪G1を制した愛馬と狙う2度目の
ジャパンC制覇。その手腕に注目だ。(デイリースポーツ・小林正明)
提供:デイリースポーツ