2017年
ジャパンC(GI・東京芝2400m/天気:晴/馬場:良/17頭立て)
4番
キタサンブラックがすんなりとハナを切り、これに15番
ワンアンドオンリー、7番
ディサイファなどが続いて最初のコーナーへ。2番
レイデオロはスタートが速くなかった分、1番
シュヴァルグランや3番
ギニョールらに前に入られ中団からの競馬に。
1コーナーを回って、
キタサンブラックのリードは1馬身半。2番手に
ギニョールと
ディサイファ、さらに2馬身差で
ワンアンドオンリー、その内に
シュヴァルグランが続く。1馬身差で8番
ソウルスターリングと13番
シャケトラ、この2頭の内に10番
ブームタイム、さらに1馬身半後ろに
レイデオロと17番
ラストインパクトがいる。1馬身差で16番
ヤマカツエース、2馬身開いて11番
マカヒキと12番
サトノクラウンが続く。2馬身離れて14番
アイダホ、1馬身差で5番
サウンズオブアース、1馬身差で6番
イキートスと続いて、さらに1馬身半後ろの最後方が9番
レインボーラインとなった。
1000mの通過タイムは60.2秒。3コーナーに入り、
キタサンブラックのリードは変わらず1馬身半。ここで
サトノクラウンが外から進出を開始した。
レイデオロも外めに出しつつ最後の直線勝負に備える態勢。
直線に入り、
シュヴァルグラン、
マカヒキ、
レイデオロ、
サトノクラウンなどが横に広がって逃げる
キタサンブラックを追う。その
キタサンブラックは残り400mから追い出して後続を引き離しにかかる。残り200m地点でも
キタサンブラックが先頭だったが、ここで外から
シュヴァルグランが襲いかかり、そのさらに外から
レイデオロも上がってきた。優勝争いはこの3頭に絞られ、残り100mのところで
シュヴァルグランが
キタサンブラックを捕らえた。
シュヴァルグランはそのまま突き抜け、最後に猛然と追い上げてきた
レイデオロも完全に退けてゴール。7度目の挑戦で悲願のGI初制覇を果たした。
2着は1.1/4馬身差で
レイデオロ、3着はさらにクビ差で
キタサンブラック(落鉄していたとのこと)となった。4着は4馬身離れて
マカヒキ、5着にはアイルランドの
アイダホが入線。
サトノクラウンは追って伸びず10着に終わった。勝ちタイムは2分23秒7(良)。