“新・穴男”襲名だ。3日の中京7RでJRA史上3位となる3連単2294万6150円の特大万馬券が飛び出した。波乱を演出したのは、単勝450・1倍の伏兵
ディスカバーを勝利に導いた
木幡初也騎手(22)=美浦・
鹿戸雄一。前日の中山3Rでも単勝245・3倍の
ジョリルミエールで1着をもぎ取り、2日連続での大穴メーカーとなった。
当人は「
ディスカバーは今年騎乗したなかで、最も単勝オッズがついた馬なんです。乗っている僕もビックリしました」と照れ笑いを浮かべる。これで自身の年間単勝回収率は驚異の238%に。年間50鞍以上騎乗したジョッキーでは堂々1位に立った。
土曜の
中日新聞杯は
キタサンブラックの異父兄
ショウナンバッハで参戦する。堅実な末脚を持つ相棒に、「安定して走れるようになっているし、チャンスはあると思いますよ。先週の中京は開幕週でも外差しが決まっていましたからね」とニヤリ。乗れている若武者の手綱さばきに今週も注目だ。(刀根善郎)
提供:デイリースポーツ