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阪神JF・G1」(10日、阪神)
つかみかけた栄冠が、あとわずかですり抜けた。3番人気に支持された2戦2勝馬
リリーノーブルは2着。好位から残り1F手前で一度は先頭に立ったが、最後は勝ち馬の決め手に屈した。川田は「中1週でも
テンションは我慢してくれていましたし、レース内容は良かった。勝った馬が強かったですね」と潔く勝者をたたえた。
「惜しかった。内からプレッシャーもあったし、初めて一杯に追われてヨレた部分もあったね」。悔しそうに振り返った藤岡師だが、「勝った馬は強かったが、勝負にはなる」と来年の反撃に手応えを得た様子だ。
今後は放牧に出され、
桜花賞トライアルで復帰の予定。「逆転できるように。そういう時間を過ごしたい」と川田。さらなる進化を遂げ、クラシックでは頂点を極めてみせる。
提供:デイリースポーツ