ターコイズSに出走する
ワンブレスアウェイには記録達成が懸かっている。
タガノエリザベート(09年ファンタジーS)、
キャットコイン(15年
デイリー杯クイーンC)、
ロックディスタウン(17年
札幌2歳S)。これらは
ワンブレスアウェイの姉妹であり、重賞ウイナーでもある。そう、同馬が
ターコイズSを勝てば、4姉妹によるJRA重賞制覇となるのだ。
4きょうだい以上の重賞制覇は決して珍しくはない。最多で
ビワハイジの子どもで6きょうだいが存在する。しかし、4姉妹となると
グレード制が導入された84年以降では初。「きょうだいがみんな重賞を勝ってますからね」と土谷助手はしみじみ語る。ただ、
ワンブレスアウェイの能力の高さを買っており、重賞を勝てる器だと見込んでいる。記者が「重賞でどうですか」と単刀直入に質問すると、「勝てる能力はあると思っています」と力を込めた。16日中山11Rは注目のレースになる。(デイリースポーツ・小林正明)
提供:デイリースポーツ