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【朝日杯フューチュリティSレース後コメント】ダノンプレミアム川田将雅騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2017年12月17日(日) 18時14分
阪神11Rの第69回朝日杯フューチュリティステークス(GI、2歳、芝1600m)は1番人気ダノンプレミアム(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒3(良)。3馬身1/2差2着に3番人気ステルヴィオ、さらにクビ差で3着に2番人気タワーオブロンドンが入った。

ダノンプレミアムは栗東・中内田充正厩舎の2歳牡馬で、父ディープインパクト母インディアナギャル(母の父Intikhab)。通算成績は3戦3勝。

〜レース後のコメント〜
1着 ダノンプレミアム(川田騎手)
「無事にこの馬の強さを見せられて良かったです。ここ2戦、新馬戦からいい内容を見せていましたから、そのリズムを維持しようと思っていました。ゲートから気持ちが強かったのでなだめながら、"大丈夫だよ"と伝えながらのレースでした。直線に向いて道は見えましたので、強いレースをしようとゴーサインを出したら、いいトビ、いい加速、期待通りのレースでした。素晴らしいメンバーの中、ここに手が届いたことは素晴らしいですね。賢い馬で、強さのポイントはそこにあります。デビュー戦は1800mでしたが、マイルの朝日杯FSを目標にしましたので、来年は距離を延ばしていかなければいけません。とにかく厩舎にとっての初のGIを取れたことも喜ばしいですね」

(中内田充正調教師)
「元々スタートセンスのいい馬で、いつも通りのスタートでした。事前に川田騎手とは、王道の競馬を、と話していましたから、川田騎手もそのように乗ってくれました。期待していた馬ですし、とにかく順調に来ていましたし、期待通りに走ってくれました。まだ成長の余地を残していますが、完成度は高いと思います。今後、距離をもっと延ばしていければと思います。目指すところは一つ、クラシック目指して、ステップレースを使って皐月賞か本番直行かは、オーナーサイドと相談して決めたいと思います」

2着 ステルヴィオ(C.デムーロ騎手)
「直線、狭いところがありましたが、加速するのに時間の掛かる馬ですから、現状、1600mは短いと思います。来年、距離を延ばしていけばGIでも好勝負出来る馬だと思います」

3着 タワーオブロンドン(ルメール騎手)
「いい競馬でした。でも少し引っ掛かりました。その分、すぐに反応出来ませんでしたが、また伸びてくれました。もう少し短い距離の方がいいと思います」

4着 ケイアイノーテック(幸騎手)
「最後はしっかり伸びてくれましたし、能力は高いですね。勝った馬が強かったです」

5着 ダノンスマッシュ(福永騎手)
「スタートでトモを落としたのか躓いてしまい、落馬しかかりました。ペースが流れませんでしたから、アクシデントが痛かったです。それでも終いまで伸び続けていますし、普段はスタートのいい馬ですから、今日は残念です」

6着 ファストアプローチ(シュミノー騎手)
「調教に2週跨り、手応えはつかんでいました。2番手で上手に競馬が出来ましたし、いい展開に持ち込めたと思ったのですが、久々の分でしょうね。人気はありませんでしたが、結果を出したかったので残念です」

7着 カシアス(浜中騎手)
「1度使ってテンションが落ち着いていました。スムースによく走ってくれました」

10着 アサクサゲンキ(武豊騎手)
「折り合いがついていましたが、距離が長すぎました。この馬はスピードを生かす方がいいですね」

12着 ライトオンキュー(四位騎手)
「ゲートでトモをすべらせるようなところがありました。それよりここでは相手が厳しいですね」

ラジオNIKKEI

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