タレントのビートたけしが名付け親となり話題を呼んだDMMバヌーシーの所有馬
キタノコマンドール(
母ベネンシアドール、牡2歳、栗東・
池江泰寿厩舎)が、23日の阪神5R新馬戦・芝2000mでデビュー戦を迎える。
馬名の
キタノコマンドールは、本名の北野と、たけしが2010年に受章したフランス政府が授与する芸術文化勲章の最高位「コマンド―ル」を組み合わせて名付けられた。
たけしは「
キタノコマンドールって良い名前だと思っているんだけどな。
凱旋門賞を狙っているんだから、デビュー戦は勝って欲しい。お祝いで馬券を買おうかと思っている。勝ったらゼッケンにコマネチポーズの絵を入れよう(笑い)。でも負けたら俺は詐欺師扱いされちゃうよね、悪口の塊だろうね。嫌だな〜」と、名づけ馬のデビューを前に少し落ち着かない様子。
父は
ディープインパクト、全姉にG2・2勝、G1・2着2回の
デニムアンドルビーを持つ
キタノコマンドール。
「(
キタノコマンドールは)血統が良いらしいし、写真を見ても奇麗な馬だからね。だけど馬の血統って凄いよな。今、芸能界は血筋が悪いし、2代目がダメだからね。少しサラブレッドを見習った方が良いよ」と、今年、芸能界を騒がせた2世
タレントをチクリ。
「
凱旋門賞に行くことになったらドキュメン
タリーを作っても良いよね」
発走は23日12時20分。鞍上は今年騎手リーディング1位の
ルメール騎手。初勝利を目指すDMMバヌーシー期待の良血馬がどのような走りを見せるか注目だ。
なお、24日にはnetkeiba.comでビートたけしの有馬予想を公開します。お楽しみに!