23日、中山競馬場で行われた
中山大障害(3歳上・JGI・障害4100m)は、好位〜2番手の位置で各障害をクリアしていった
石神深一騎手騎乗の1番人気
オジュウチョウサン(牡6、美浦・
和田正一郎厩舎)が、大逃げを打って粘る2番人気
アップトゥデイト(牡7、栗東・
佐々木晶三厩舎)をゴール前で捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分36秒1(良、レコードタイム)。
さらに大差の3着に5番人気
ルペールノエル(牡7、栗東・
藤原英昭厩舎)が入った。なお、3番人気
シンキングダンサー(牡4、美浦・
武市康男厩舎)は
ルペールノエルとクビ差の4着に終わった。また、出走15頭全てが完走した。
勝った
オジュウチョウサンは、
父ステイゴールド、
母シャドウシルエット、
その父シンボリクリスエスという血統。単勝1.1倍の圧倒的支持に応え、障害競走に
グレード制を導入した1999年以降では初となるJ・GI4勝を達成した。
JRA重賞8連勝は
テイエムオペラオーに並ぶ最多タイ、障害重賞8勝は
コウエイトライに並ぶ最多タイの記録。また、鞍上の
石神深一騎手はこの勝利で今年の障害リーディングを確定させた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
オジュウチョウサン(牡6)
騎手:
石神深一厩舎:美浦・
和田正一郎父:ステイゴールド母:シャドウシルエット母父:シンボリクリスエス馬主:
チョウサン生産者:坂東牧場
通算成績:21戦11勝
主な勝ち鞍:2016・17年
中山グランドジャンプ(J・GI)