昨日行われた
有馬記念の勝利で
JRAG1・7勝目を挙げ、惜しまれながらターフを去った
キタサンブラック。同馬の全弟となる「
シュガーハートの2017」を所有するDMMドリームクラブから、管理調教師として栗東・
武幸四郎調教師(39)になることが発表された。
武幸四郎調教師は
キタサンブラックの主戦を務めた
武豊騎手(48)の弟で、今年2月に騎手を引退。来年3月1日付けで厩舎を開業する。
歴史的名馬の弟を管理することになった
武幸四郎調教師は「このお話をいただいた時、最初はまさかと思ってとにかく驚きました。DMMドリームクラブの野本巧取締役と直接お話しして、もの凄く熱い方で情熱がひしひしと伝わってきたので、なんとかその気持ちにお応えしたいと思っています。死ぬ気で頑張ります」。
シュガーハートの2017は、2019年のデビューを目指し、現在は
ヤナガワ牧場の分場で基礎体力の向上を図っている。育成は
ゴールドシップや
ビッグアーサーなど数多くのG1馬を手掛けた吉澤ステーブルが担当する。