1日にアケダクトで予定されていたG3ジェロームS(d8F)が悪天候で順延となったため、「Road to Kentucky Derby」の2018年開幕戦となった6日のG3シャムS(d8F、サンタ
アニタ競馬場)は、1.2倍の圧倒的1番人気に応えてマッキンジー(牡3、父
ストリートセンス)が優勝。デビューから無敗の3連勝を飾り、ダービー戦線の最前線に躍り出た。
G2アルシバ
イアデスS(d8.5F)、G2
ゴールデンロッドS(d8.5F)の2重賞を制している他、G1
アッシュランドS(d8.5F)2着、G1BCジュヴェ
ナイルフィリース(d8.5F)3着などの成績を残した活躍馬ランウェイモデルの7番仔になるマッキンジー。
ボブ・バ
ファート厩舎に入厩し、昨年10月28日にサンタ
アニタのメイドン(d7F)でデビュー勝ち。続いて、12月9日にロスアラミトスで行われたG1ロスアラミトスフューチュリティ(d8.5F)に駒を進め、ソロミニに次ぐ2着で入線したが、ソロミニが進路妨害を犯して3着に降着となり、繰り上がりで1着となってG1初制覇を達成していた。
前走まで付けていたブリンカーを外しての出走だったG3シャムSは、これまで以上に道中
リラックスしてレースを運ぶことが出来、後続に3.1/4馬身差をつける完勝となった。
管理するバ
ファート師によると、次走は、3月10日にサンタ
アニタで行われるG2サン
フェリペS(d8.5F)が有力とのことだ。
(文:合田直弘)