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京成杯・G3」(14日、中山)
鮮やかな勝ちっぷりだった新馬戦から3カ月ぶりとなる
デルタバローズは11日、美浦Wで
ソレイユドパリ(4歳1000万下)と併せた。相手を1馬身ほど追い掛け、直線では内へ。一杯に追う相手に対し、馬なりのまま終始楽な手応え。ラスト1Fはびっしり馬体を併せてフィニッシュ。力強い動きで5F67秒8-37秒9-13秒1を計時した。
森助手は「放牧から帰厩後は順調に乗り込み、いい状態です」と好仕上がりをアピール。新馬戦に臨む前は燃えやすい気性だったというが「1度使ってコントロールが利くようになった。気性面での成長を感じます。馬体もひと回り大きくなったと思います」と心身の成長を口にした。
マイルだった新馬戦は好位で折り合い、最後もしっかり伸びた。今回は2000メートル戦。「距離はやってみないと分からないが守備範囲だと思う。ここをうまくクリアしてくれたら選択肢も広がる」と同助手。重賞とはいえ2勝馬は3頭だけ。今後に向けて大切な一戦となる。
提供:デイリースポーツ