「東海S・G2」(21日、中京)
前走のチャンピオンズCでは、G1初挑戦ながら堂々の1番人気に支持された
テイエムジンソク。逃げた
コパノリッキーを競り落とし、いったんは先頭に立ったものの、外から強襲してきた
ゴールドドリームに首差かわされての悔しい2着。
それでも、レース内容は胸を張れるものだ。木原師も「自分で勝ちに行ってのレースで踏ん張ってくれた。負けたことは残念だったが、大きな収穫はあったね」と愛馬の好走をたたえた。
1週前は栗東CWで6F78秒8-38秒3-12秒5をマーク。手綱を取った主戦の古川は「直線まで一杯に追った。状態はいい意味で変わらない。うまくリフレッシュできている感じ」と順調な仕上がりをアピールした。
その印象はトレーナーも同じ。「放牧先からふっくらとして戻ってきた。追い切りも、道中気分良く走っていたようだ。6Fのタイムが速かったが、最後まで踏ん張っていたからね。状態に関しては全く問題はない」と満足そうにうなずいた。
見据えるのは、G1再チャレンジとなる
フェブラリーS(2月18日・東京)だ。「チャンピオンズCで悔しい思いをしたが、G1でも十分に戦えることが分かった。今年こそ、ジンソクにG1を勝たせてあげたい」と古川は熱く語る。悔しさと確かな手応えを胸に、さらなる飛躍を期す1年の初戦を迎える。
提供:デイリースポーツ