昨年のこのレース2着から
高松宮記念(GI)を制した
セイウンコウセイ(牡5・美浦・
上原博之)。3走前(
スプリンターズS・GI・11着)、2走前(
スワンS・II・14着)と2桁着順が続いたが、前走
京阪杯(GIII)は7着ながら勝ち馬から0秒2差とここにきて復調気配を見せている。今日(1/24)はウッドチップコースで終い重点の追い切りを行っている。追い切り後の上原調教師のコメント。
「先週までしっかりと追い切っていますし、今週は輸送を考慮して終いだけピシッとやりました。馬の状態が良いので、前半は抑えるのに苦労していましたが、追ってからの動きが良くて、予定通りの調教ができました。これまで終いをしっかり追った時の方が、レースの結果が出ていますしね。
先週、先々週とフットワークがこの馬らしくなってきましたし、馬の調子も上がってきて仕上がりも良いです。寒い時期の方が馬の状態も良いですね。この先
高松宮記念を目標に昨年と同じローテーションで臨もうということで、ハンデ戦ですけどここを選択しました。ハンデの58キロは仕方ないですね。ここを使って良い感じで本番に向かいたいと思っています」
(取材・文:佐々木祥恵)